国立がん研究センター中央病院の放射線技術部長である麻生智彦さんが収賄容疑で逮捕されました。
医療システムの導入をめぐり、メディカルクリエイト社のシステムが採用されるように仕立てたとして謝礼に電子機器をもらったことによる容疑です。
今回は麻生智彦容疑者の経歴について調査しましたので見ていきましょう。
事件内容
国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)への医療関連システム導入をめぐり、業者に便宜を図る見返りにタブレット端末などを受け取った
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba2b36b0f136b0f17a9f0aa43981b8a2d7c4610
収賄容疑で、同病院放射線技術部長、麻生智彦容疑者(56)=埼玉県上尾市=を逮捕した。
また贈賄容疑で、医療関連ソフトウエア開発会社「メディカルクリエイト」(広島市南区)の代表取締役、岡部幸夫容疑者(65)=同市西区=も逮捕した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba2b36b0f136b0f17a9f0aa43981b8a2d7c4610
今回、収賄した品物としてはタブレット端末等で合計100万円相当を受け取ったそうです。
国立がん研究センターの部長を務めるほどの優秀な方が逮捕されると今後の研究開発に支障が出ないか心配ですね。
麻生智彦容疑者の経歴
麻生智彦容疑者の経歴について軽くまとめておきます。
- 名前: 麻生 智彦 (あそう ともひこ)
- 年齢: 56歳
- 専門: 放射線分野
- 経歴:大学卒業後、国立王子病院に就職し8年勤務
その後、国立病院機構災害医療センターに異動
平成10年に水戸医療センターで3年勤務し平成19年に国立がん研究センター中央病院に勤務
高校時代に薬学部を志望するも、学費が高いことで断念し、診療放射線技師に進むことにしたようです。
こんなにも優秀な方が100万円の謝礼を貰ったせいで逮捕され貴重な人材を失うのは大変悲しいことです。
がん治療のために今後も活躍してほしいところですが….
犯行の動機
犯行の動機についてはまだ認否を明らかにしておらず判明しておりませんでした。
引き続き調査し、分かり次第追記していきます。
メディカルクリエイト元代表の岡部幸夫容疑者との関係
今回、麻生智彦容疑者とメディカルクリエイト元代表の岡部幸夫容疑者が捕まったのですが、この二人は10年以上前から知り合っていたようです。
国立がん研究センターではすでにメディカルクリエイト社のシステムがあったようで、以前から収賄の容疑があったのでしょうか?
未だに詳細は語られておらず、10年以上の付き合いであれば収賄を行わずとも採用してくれそうなものですが、収賄によってシステム導入がなされたとなると今回の事件の前から岡部幸夫容疑者は物品を渡していた可能性もありそうですよね…
世間の声

放置した病院側も責任があるとおもう

これで放射線業務に支障が出たら悲しい
まとめ
国立がん研究センター部長 麻生智彦容疑者について調査しました。
経歴からも分かるように大変優秀な方であることが感じられますね。
せっかくの貴重な放射線技術の人材が収賄で逮捕されるのは悲しいことですが、やはり国立という立場上、収賄は許されないことでしょう。
今後の放射線医療業界に打撃を受けないことを願い、再復帰でがん研究を発展させてもらいものです。