マグノリアの街は、上空に出現した空の穴に突然吸い込まれ、消失した。
この穴は別世界エドラスの王が開発した超空間魔法「アニマ」のよるもので、マグノリアの街はその保有する強大な魔力のために、狙われたものと見られる。
計画そのもは6年前から存在し、各地にアニマが展開されていたが、魔導士ミストガンらが展開されたアニマを閉じて回るという影の働きをしていた。
今回のアニマは、その巨大さのため防ぐ術がなく、マグノリアの街は別世界エドラスへと吸い上げられたと見られる。
妖精の尾所属の滅竜魔導士二名が、アニマの残痕からエドラスへ侵入、マグノリアの街奪還への戦いへと赴いた。
てぬぐい(143) 週刊少年マガジン
FAIRY TAIL, 真島ヒロ
100年クエストに出かけていた、フェアリーテイル最強の魔導士ギルダーツが、マグノリアの街に帰ってきた。
3年ぶりとなるギルダーツシフト*が作動し、民家への被害もなくギルドへの帰還を果たした。
クエストに関しては、初の帰還者とはなったものの、達成は出来なかった模様で、左足・左腕さらには内臓の一部も失ったと、語った。
黒いドラゴンとの対峙についても語り、「人類の敵」「人間には勝てない」と、そのドラゴンが脅威であることを明かした。
触れたものを粉々にするギルダーツの魔法。
進路上にある民家などを破壊してしまうことがあったため、街全体を移動可能な台に乗せ、帰還時には街の入り口からギルドまでの直線で分割、遮蔽物のない通路を出現させるシステムが導入された。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ
闇ギルド六魔将軍(オラシオンセイス)が復活させた、闇魔法・ニルヴァーナ。
発動阻止のため結成された魔術師ギルド連合軍が、六魔将軍のマスター・ゼロを打ち破り、その発動を阻止することに成功した。
作戦成功後現地入りした、新生評議会強行検束部隊は、六魔将軍のメンバーを捕縛、さらに現場に居合わせた魔導師ジェラールの身柄も拘束した。
ジェラールには評議会への潜入・破壊工作のほか、エーテリオンの投下を企てた容疑がかかっていた。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ
闇ギルド、裸の包帯男(ネイキッドマミー)に占拠されていた、アカリファの商業ギルドラブ&ラッキーが解放された。
応援要請を受けた近隣の魔導士ギルドが駆けつけるより早く、妖精の尻尾(フェアリーテイル)所属のルーシー・ハートフィリア嬢が単独で裸の包帯男を駆逐した模様。
闇の包帯男の背後には、闇ギルドの元締め六魔将軍(オラシオンセイス)の影も見られ、上納金目的の犯行だったと思われる。
闇ギルド界では、最近になって上納金の引き上げが行われたとの情報もあり、六魔将軍が大規模な行動を起こす前触れとも見える。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ
バトルオブフェアリーテイルも決着し、収穫祭は無事メインのパレード、ファンタジアを迎えた。
容態が心配されたマカロフ=ドレアー師もフロート上に、コミカルな姿を見せた。
雷竜を倒しさらに名を上げた、火竜ナツ=ドラグニルはバトルのダメージが抜け切らない様子だったが、妖精女王エルザや氷の魔導士グレイらが壮大な魔法を披露した。
収穫祭は無事閉幕したが、マグノリアの修復という課題は残されており、フェアリーテイルにとっては、ここからが正念場と言えそうだ。
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お騒がせギルド、フェアリー・テイルの支配権を巡り、ラクサス・ドレアーが仕掛けたバトルオブフェアリーテイルが決着の時を迎えた。
3人の滅竜魔導士が争うという、超次元のバトルを制したのは、火竜ナツ・ドラグニル。
ファントム・ロードから移籍した、ガジル・レッドフォックスとの連携もあり、超上級魔法妖精の法律(フェアリーロウ)まで繰り出した雷竜ラクサスを、マグノリアの大地に沈めた。
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マグノリアの街を巻き込んで、バトルオブフェアリーテイルを展開中のお騒がせギルド妖精の尻尾だが、マスターのマカロフ・ドレアー師*(88)が危篤状態に陥っている模様。
問題児ばかりのメンバー、幽鬼の支配者との全面抗争、愛すべき孫からの突然の宣戦布告と、肉体的・精神的な重圧が重なった結果と見られる。治癒魔導士のポーリュシカ女史も駆けつけて、治療に当たっているが回復の兆しは無い。
*大陸で最も優れた十人の魔導士「聖十大魔導」の一人。
自らの体を巨大化する「巨人」の魔法を操り、超上級魔法「妖精の法律」の使い手でもある。
人格・実力ともに優れ、問題児ばかりの妖精の尻尾を束ねられるマスターは、彼をおいてないだろう。
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石化から回復し、雷神衆ビックスローと交戦中のルーシィは、星霊召喚の鍵を奪われ大ピンチに陥った。
ルーシィのピンチに、星霊界から単独で出現した獅子座のロキ。
獅子光耀から獅子王の輝き(レグルスインパクト)のコンボで、ビックスローの造形眼(フィギュアアイズ)を封じ込め一蹴した。
これで残る雷神衆は隊長フリード一人、フェアリーテイル側の勝利はほぼ確実となった。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ
エバーグリーンの石化から回復し、バトルオブフェアリーテイルに参戦したエルザが、早速その本領を発揮。
石化魔法の張本人、エバーグリーンを軽く一蹴、ギルド内で石像となっていた大海のジュビア、ルーシィ、ミラジェーンらも回復し、フェアリーテイル側の戦力がさらに補強された。
人質というアドバンテージと、同士討ちの強制によって、ここまでは主導権を握っていたラクサスだが、エバーグリーンを前線に残すと言う戦略には、ミスがあったと言えよう。
街の住民に対しエルザが語ったように、ファンタジアまでにこの争いの決着が見られそうだ。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ
マグノリア・フェストの真っ最中、ラクサスの突然の宣戦布告で始まったバトル・オブ・フェアリーテイルは、術式による同士討ちであっという間に所属する魔導士の大半を失ったフェアリーテイルが、窮地に追い込まれた。
そんな中、ギルド最強候補の一角、妖精女王・エルザが石化魔法から奇跡的に回復、反撃への希望をつないだ。
時を同じくして、もうひとりの最強候補、ミストガンもバトルに参戦。
ラクサスの野望はこのまま潰えるのか、さらなる策略がめぐらされているのか、マグノリアの街はフェアリーテイルの破壊の魔の手を逃れることができるのか、平和の戻る瞬間が待ち望まれる。
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FAIRY TAIL, 真島ヒロ