福岡ソフトバンクホークス、背番号90「あぶさん」こと景浦安武選手がついに引退、その37年の選手生活に幕を下ろした。
シーズン当初に今季限りでの引退を表明していた景浦選手、その最後の打席は見事なサヨナラホームランを放ち、最後の打席を有終の美で飾った。
北明高校から飲酒問題を起こしたり、傷害事件で逮捕勾留されるなど、問題も多い選手であったが、「物干し竿」と呼ばれる長いバットを武器に、3年連続「三冠王」や「打率4割」等、数々の偉業を成し遂げてきた景浦選手。
多くの野球ファンのみならず、同じ野球選手にも多大な影響を与えてきた最年長選手の引退セレモニーでは会場、両チームから惜しみない称賛が送られ、ひとつの時代の終了を感じさせるセレモニーとなった。
景浦選手の主な成績は下記の通り
- 三冠王3回(1991~1993年)
- 首位打者4回(1991~1993年、2007年)
- 本塁打王6回(1986年、1991~1995年)
- 打点王4回(1991~1993年、1995年)
- シーズン打率.401(456打数183安打)(2007年)
- シーズン56本塁打(1994年)
- 4打席連続本塁打(1979年)
- オールスターMVP3回(1981年)
- サイクルヒット(1986年)
- 通算3000試合出場(2000年)
武士(221) ビッグコミックオリジナル
あぶさん, 水島新司
秋山新監督のもとで開幕する新生ソフトバンクホークスが、開幕戦でオリックスバファローズに1-0で勝利した。景浦の息子で今シーズンからホークスに加入した景虎選手が、WBC代表でもあるバファローズの小松選手に投げ勝った。
ホークスは初回2アウトから出塁した松中選手を、4番に座った景浦選手が左中間フェンス直撃のタイムリーで返した1点を、景虎選手が完封で守りきった。
今年で引退を表明している景浦選手にとって、親子での開幕戦勝利、親子での開幕ヒーローインタビューは最初で最後になると思われる。
河野(177) ビッグコミックオリジナル
あぶさん, 水島新司
ジャイアンツの坂本ら、高卒2年目のルーキーが活躍する今シーズンのプロ野球だが、ソフトバンクの梅桜風太郎選手もそのひとりとなった。梅桜選手は、球界の至宝、景浦選手のコーチを受け、「物干し竿」と呼ばれる長尺のバットを使っている。
梅桜選手は一軍登録されたその日の千葉ロッテ戦に、9番DHでスタメン出場、渡辺俊介投手の前に3打席連続三振をきっするも、4打席目にレフトスタンドに逆転のツーランホームランを放った。
ちなみに梅桜選手のバットは90センチあり、通常85センチ程度のバットに比べると5センチも長い。景浦選手の94センチには及ばないものの、これからの活躍が期待される。
河野(177) ビッグコミックオリジナル
あぶさん, 水島新司
福岡ソフトバンクホークスの景浦安武選手兼任コーチに孫が生まれることがわかった。景浦選手の息子は阪神タイガースに所属する景浦景虎投手。舞夫人によれば予定日は11月10日とのこと。
今年現役36年目になる景浦選手はこれまでに三冠王を三度、さらに昨年度は史上初のシーズン打率4割を達成し、史上最高のバッターとの呼び声も高い。また景虎投手も日本最速となる163km/hの記録保持者であり、野球選手としては最高の血統と言える。
景虎投手は男の子が生まれたら「勝利(かつとし)」と名付けると明言しており、野球ファンとしても男子の誕生に期待せざるをえない。
なお、現在61歳の景浦選手と三代にまたがってのプレーとなると、景浦選手は80歳まで現役を続けることになるので、さすがにこれは不可能であると思われる。
河野(177) ビッグコミックオリジナル
あぶさん