インドネシアで発生した大規模地震に対する援助第一陣として現地入りしていた、国際緊急援助隊*・救助チームに緊張が走っている。
地震発生直後から現地入りし、被災者救援に奮闘してた国際緊急援助隊だが、相次ぐ余震で発生した津波に、隊員数名が巻き込まれた可能性があるとのこと。
詳細は不明だが、海上保安庁特殊救難隊(通称トッキュー)から参加の、真田甚さん・神林兵悟さんの二名が、湾岸地区の捜索にあたっていた模様。
*国際緊急援助隊
海外で発生した自然災害や、建築物の倒壊など人為的災害に対して行う主に人的支援のことをいう。被災国の要請により、援助の目的・役割に応じ「救助チーム」「医療チーム」「専門家チーム」「自衛隊部隊」の4タイプのチームを編成し、派遣する。
てぬぐい(143) 週刊少年マガジン
トッキュー!!, 久保ミツロウ, 小森陽一
インドネシアでマグニチュード9.4の大地震が発生した模様。震源地はジャカルタ南部で、地震発生時刻は現地時間の午後で詳細は不明。
外務省経由で国際緊急救助隊の招集要請があり、海上保安庁特殊救難隊、通称「トッキュー隊」から選出された派遣メンバーが本日にも成田から現地に向かう。
現在わかっているメンバーは、高嶺嘉之さん(特殊救難隊第六隊副隊長、救急救命士)、真田甚さん(特殊救難隊六隊隊長)、嶋本進次さん(特殊救難隊第三隊隊長)、神林兵悟さん(特殊救難隊第六隊隊員)の4名。
関係者によると、神林さんは特殊救難隊第六隊副隊長の座を同僚の石井盤さんに譲り、特殊救難隊を辞める覚悟とのこと。辞表を持参したままの緊急招集だったが、そのまま国際緊急救助隊としてインドネシアに向かうのか、動向が注目される。
河野(177) 週刊少年マガジン
トッキュー!!