アトムさん、覚醒
2008/05/03
[PLUTO]

世界的に有名なロボット工学の権威、天馬博士(前科学省長官)の研究所で眠ったままになっていたアトムさんがこのたび目を覚ましたことがわかった。
アトムさんは死亡が確認された後も、生みの親である天馬博士が解析していたが、機能上とは別の理由で再起動しないと言われており、覚醒は絶望視されていた。
関係者によると、アトムさん覚醒のきっかけは、皮肉にも仲間のエプシロンさんの死亡が関わっているという。
エプシロンさんはオーストラリアの光子エネルギーロボットで、世界最高水準ロボットの中でも平和主義者として有名で、第39次中央アジア紛争への参加を「この戦いに義は無い」との理由から拒否したことで世間からは非難されていた。
おそらくエプシロンさんを殺害したのは、一連のロボット殺人事件の犯人と目されるプルートゥと思われる。ユーロポール特別捜査官ロボットのゲジヒト警部が推測したプルートゥの標的は、7体の世界最高水準のロボットだが、そのうち現在も生き残っているのは、アトムさんだけとなっており、彼の復活とこの事件の解決に期待が募る。
※このニュースはフィクションです。あくまでもマンガ内で起こったニュースを取り上げていますのでご注意ください。
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